思考再開

自分さえ良ければ社会から、助け合い・共存共栄社会へ

耐え難いのは「重労働」や「単純労働」ではなく「長時間労働」である

私たちは「重労働」や「単純労働」が嫌いなわけではありません

ベーシックインカムへの反論に、次のようなものがあります。
「働かなくても生きていける社会になったとしたなら、『重労働』や『単純労働』に携わる人が、いなくなるのではないか?」……なるほど、たしかに心配ですね。でも、たぶん大丈夫です。

なぜなら、私たちは「重労働」や「単純労働」が嫌いなわけではないからです。
私たちは「重労働」や「単純労働」を長時間することが嫌いなのです。

例えば「1日8時間、週5日勤務」で、「重労働」「単純労働」をすることは、嫌いかもしれません。しかし、例えば「1日4時間、週3日勤務」で、「重労働」「単純労働」をすることは、意外と嫌いではないのです。

ベーシックインカムが導入されれば「働かなくても生きていける社会」になります。失業への恐怖がなくなることで、多くの人たちは安心して、業務の効率化に取り組むことができるようになり、「短時間労働化」が進みます。先ほど例に挙げた、「1日4時間、週3日勤務」で、「重労働」や「単純労働」をする、といった働き方も、可能になってくると思います。そうすると「働かなくても生きていける社会になったけれども、小遣い稼ぎに、重労働や単純労働でもしてみようか?」といった人たちが、出てくると思うのです。

ベーシックインカムが導入されていない現在は「働かなければ生きていけない社会」です。私たちは、失業への恐怖から、ぜんぜん業務の効率化に取り組むことができないでいます。そのために、重労働や単純労働を「長時間」しなければならないはめに陥っており、労働力も確保しにくくなっているのです。

そういうわけですので、むしろベーシックインカムが導入されて「働かなくても生きていける社会」が実現された方が、重労働や単純労働に「短時間」だけ携われるようになるので、今よりも労働力が確保しやすくなるのです。

  • ベーシックインカムが導入された社会
    (「働かなくても生きていける社会」)
  • 「失業への恐怖」から解放されて働くことができる
  • 「業務の効率化」が進む
  • 「重労働・単純労働の短時間労働化」が進む
  • 「短時間労働」という条件によって「重労働・単純労働の労働力」が確保しやすくなる

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