思考再開

自分さえ良ければ社会から、助け合い・共存共栄社会へ

「誰にでもできる仕事」と「再就職が容易な社会」と「人材の流動化」

私たち自身が、再就職が難しい社会を作っています

再就職(再チャレンジ)が難しい社会だから、仕事を失わないためにも、自分の仕事を「誰にでもできる仕事」にしないでおこう、という人たちが増える……。仕事を失わないためにも、自分の仕事を「誰にでもできる仕事」にしないでおこう、という人たちが増えるから、ますます再就職(再チャレンジ)が難しい社会となる……。

今の社会は、そんな負のスパイラルに陥っています。もはや、どちらがタマゴで、どちらがニワトリか、わかりません。しかし、私たちが、自分の身を守ろうとすることによって、自分の首を絞めているということだけは、間違いありません。

社会全体で取り組みましょう

だからといって、個人が率先して、「自分が携わっている仕事を『誰にでもできる仕事』にしよう!」などと早まるのは危険です。そんなことをしても、社会が良くなることはなく、その人が職を失ってしまう可能性が高まるだけです。これは、社会全体で取り組むべき問題なのです。

政府は、まず、ベーシックインカムを導入して「働かなくても生きていける社会」を約束すべきです。そのうえで、国民に対して、再就職が容易な社会」を実現するには、一人ひとりが、自分が携わっている仕事を「誰にでもできる仕事」に改善していく必要があるのだ、ということを説明すべきなのです。

自動的に人材の流動化が進むような仕組みを作りましょう

「働かなくても生きていける社会」になれば、社会全体で「誰にでもできる仕事化」が進みます。「誰にでもできる仕事」が増えれば増えるほど、「再就職(再チャレンジ)が容易な社会」になります。しかもベーシックインカムにより、将来への貯蓄に拘る必要がなくなるので、お金ではなく、自分が本当にやりたかったことに、チャレンジすることができるようになります。そうすると今度は、自動的に「人材の流動化」が実現されます。例えば、ずっと介護業界に興味があったのだが、将来のことを考えると、どうしても飛び込むことができなかった、といった人たちが、介護業界に流れていくようになります。

  • ベーシックインカムの導入
    (「働かなくても生きていける社会」の実現)
  • 「誰にでもできる仕事化」の促進
  • 「再就職(再チャレンジ)が容易な社会」の実現
  • 「人材の流動化」の実現

「従業員を解雇しやすくする」という考え方は危険です

「従業員を解雇しやすくして、人材を流動化しやすくしよう」という考え方がありますが、とんでもありません。そんなことをすれば、やりたくもない、得意でもない仕事に回されることを怖れた人たちが、今以上に自分の仕事にしがみつくようになり、「誰にでもできる仕事化」は進まず、ますます「再就職が困難な社会」になります。リストラを免れようと、「人手不足であるにもかかわらず、頑張っている自分たち」を演出するために、あえて非効率的な働き方をするようになり、利益が上がらなくなります。さらには、企業の不正やルーズな仕事ぶりを見て見ぬ振りをする従業員、それらに加担する従業員が増えてしまい、消費者の安心安全が保たれなくなる、ということも忘れてはなりません。

ただし、ベーシックインカムを導入したうえで、従業員を解雇しやすくしよう、というのであれば、それはアリです。

  • 従業員を解雇しやすくする
  • ますます自分の仕事にしがみつくようになる
  • 「誰にでもできる仕事化」が進まない
  • ますます「再就職(再チャレンジ)が困難な社会」となる
  • 人手不足を演出してリストラを免れようと、
    あえて非効率的な働き方をするようになる
  • 利益が上がらなくなる
  • 企業の不正を見て見ぬ振りをする従業員が増えて、
    消費者の安心安全が保たれなくなる、ということも……

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