思考再開

自分さえ良ければ社会から、助け合い・共存共栄社会へ

「働かざる者食うべからず」という刷り込みが貧困を作り出している

働かざる者も食べていいのです

「働かざる者食うべからず」
私たちはこの言葉を、幼い頃から刷り込まれてきました。言葉なんてものは、ある時代には正しかったとしても、ある時代には正しいとは限りません。はたして、この言葉は、今の時代にも当てはまるのでしょうか?

答えは「No」です。

私たちは「働かざる者も食ってよし」という社会を目指すべきです。

社会とは、発展すればするほど、失業者が増えるようにできています。8時間でしていた仕事が5時間でできるようになり、10人でしていた仕事が7人でできるようになる……。それが社会の発展というものです。だから「働かざる者も食ってよし」なのです。

「働かざる者食うべからず」のメカニズム

どんどん業務の効率化を進めて、少しでも労働時間を短くして、家族や恋人と一緒に過ごせる時間を増やした方がいいことは、誰もがわかっているはずです。しかし現実では、多くの人たちは、自分の仕事が失われないように、自分の仕事が奪われないように、あえて効率化を進めずに、あえて非効率的な働き方をしています。どうしてこのようなことになるのでしょうか?

「働かざる者食うべからず」という言葉がすべて悪いのです。

「働かざる者食うべからず」という言葉があるから、「仕事がなくなっては困る」と考えるようになり、「仕事がなくなっては困る」と考えるから、「あえて非効率的な働き方をしよう」と考えるようになるのです。

「働かざる者も食ってよし」のメカニズム

業務の効率化を進めて、労働時間を短くして、家族や恋人と一緒に過ごせる時間を増やすには、どうすればいいのでしょうか?

「働かざる者も食ってよし」という言葉を使うようにすればいいのです。

「働かざる者も食ってよし」という言葉が定着すれば、「仕事がなくなっても生きていける」と考えるようになり、「仕事がなくなっても生きていける」と考えるから、「どんどん効率的な働き方をしよう」と考えるようになるのです。

「働かざる者食うべからず」という言葉が貧困を作り出している

「働かざる者食うべからず」という刷り込みが、すべての人を不幸にしています。

この言葉が、私たちに「いかにして仕事にしがみつくか」という不毛な椅子取りゲームに参加させます。私たちは、他人を押しのけてでも、自分が「働いている者」であろうとします。いったん仕事にしがみつくことができたなら、今度はその仕事が失われないように、あえて非効率的な働き方をします。当然、社会全体の利益は最大化されません。社会全体の利益が最大化されないと、どうなるのか? 貧困で苦しんでいる人たちのところに、生活に必要なモノやサービスが行き渡らなくなるのです。

つまり「働かざる者食うべからず」という言葉が、私たちから人間性を奪い、人間性を奪われた私たちが、貧困を作りだしているのです。

「働かざる者食うべからず」とは、神の姿に見せかけた悪魔が、私たちを混乱に陥れようとして吐いた言葉なのです。

  • 「働かざる者食うべからず」という刷り込み
  • 他人を押しのけてでも、自分が「働いている者」であろうとする
    (「働いている者」と「働いていない者」が作られる)
  • 仕事が失われないように、あえて非効率的な働き方をする
  • 社会全体の利益が最大化されない
  • 貧困層に、生活に必要なモノやサービスが行き渡らなくなる

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